兄と妹の3人兄弟、
空気を読みすぎる真ん中の長女で、
幼少時に父が他界し、
長い間母子家庭で育つ。
母はいつも仕事で忙しくしていたので、
寂しさもあまり表現できず、
甘えることもできず、
母親を困らせないよう、
しっかり者として確立していき、
「周りからしっかり者の娘さんだね」
という言葉をもらうことが、
私が母を喜ばせる唯一に手段でした。
学生の頃は明るく、
人を笑わせることが好きで、
おっちょこちょいな所が
逆に人をひきつけて、
友だちも沢山いた。
天真爛漫、
自由人で、
小中高と
とても楽しく過ごすことができ、
まさか自分がうつ病になるとは
思いもしなかった。
社会人になり数年後、
夫からプロポーズされた時は嬉しかったが、
姑の怖さがもうすでに私に分かっていたので、
不安はありつつも
あまり深く考えず21歳で結婚。
翌年、出産。
子育てで、姑からの口出しがあり、
少しずつエスカレートしていき、
私も言い返さないから、
益々、色々なことで
ヘンテコな口出しなどが増え、
理不尽なことを言ってきたりして、
もう姑のことは嫌いなのに
表面では好きなフリをして、
そのギャップに疲れて体調不良が続き、
症状も日に日に増えていく。
子どもが小学校に入った頃くらいから、
もうかなり身体は疲れきっていて、
免疫低下で夏場でも風邪をひきやすくなり、
高熱で倒れた辺りから、
いろいろと精密検査をするが、
何も数値的には悪いところはなく、
医者からも見放され、
メンタルクリニックへ行くことになる。
やっとうつ病という病名をもらって、
姑にうつ病と言うことで
境界線を作れたものの、
姑からの注文は相変わらずで、
そのうち、
今度は薬で日に日に動けなくなり、
考えることも疲れてくるようになり、
外にもあまり出たくなくなり、
ひきこもっていく。
体に薬が蓄積され、
日に日に異常行動が増えていく。
ある日、
「もうこの家は嫌だ!」
と何故かベランダから脱走。
失敗に終わり、着地点が悪く足を骨折。
自殺じゃないからカッコ悪い結末。
無茶苦茶痛かった記憶だけが残る。
日々、
死にたい願望と闘っていて、
死に方をネットで検索し、
とうとうその願望に負けてしまい、
練炭、服薬自殺を試みる。
助けを呼んでしまい失敗に終わる。
体型も、
もともと痩せ型なのに
日に日に太っていき、
40kgが70kgになってしまい、
それが嫌で減薬を試みる。
失敗しながらも
1、2種類は減らす事ができ、
体重も15kg減らす事ができた。
そんな中、
「心の病に薬はいらない」
という本に出会い、
自分がどれだけアホで、
問題は全て自分の中にあることが分かり
断薬を決意する。
家族のサポートもあり、
4ヶ月で断薬終了。
断薬したため1年間は
あまり調子もよくなく、
寝てる日が多く、
ぼーっとする日々が続きましたが、
なんとか仕事はこなせれていました。
ただ今、断薬4年目。
薬を飲んでいる時は、
頭も体も心も
思うように動かすことができなかったから、
自分の思うように動けれることが嬉しい!
今、新しい目標に向かって、
充実した毎日を送っています。
私は小さなきっかけで
自分の生き方を変えることができました。
この私の経験談が
小さなきっかけとなって
誰かが良い方向に
進んでいったらいいなと
そんな思いで綴っていこうと思います。