最近、ある方のお悩みをお聞きすることがありました。
体調も良くなく、家族環境も良くないので
無理をして家族に接している状態でした。
心も体も不調だと、
どうしてよいか悩んでしまいますね。
こんな時、どのように対処していけばよいか
3つの方法をご紹介します。
もくじ
自分が何(誰)に我慢をしているか明確にする
体調が悪いとつい症状に目がいってしまい、
なんとかその症状を出さないように
薬で対処しようとしてしまいます。
でも、実はその症状は
心から何かを訴えているのかもしれません。
その声に耳を傾けない限り、
薬で蓋をしても
心の問題が解決していないので
心が整っておらず、
ずっと薬を飲み続けないと
いけない状態になります。
多くの方が何かに我慢していることが原因で
病気や症状が出ています。
そして、その我慢の原因に気づかず、
気づいていたとしてもそのことを誰にも言えずに、
特に対象者に言えずに心の奥にしまい込んでいます。
なんでもお構いなく言える人は
比較的健康だと思います。
相手の意見に合わせて
いい子ちゃんをしている人ほど、
病気になる確率が高くなります。
私も姑にいい子ちゃんでした。
姑はすぐに寂しがります。
それを全て受け止めて
満たしてきてしまいました。
自分が悪者になりたくなかったからです。
姑の感情を満たすことで
承認欲求を満たしていたのです。
そのことがよくわかったので、
姑の寂しさを満たすのは
もうやめようと決意しました。
相手の寂しさは本人が味わって、
自分で解決しないといけないのです。
本人がその感情に気づき、
その感情を消化していくしかないのです。
他者に満たされていては
いつまで経っても共依存のままなのです。
私はもう姑の寂しいという欲求は
満たさないと決意しました。
これは私にとってとても苦しいことです。
満たしていることで
自分の存在価値がずっとあったからです。
でも、私が満たしたところで
姑には何の解決にもなりません。
姑が寂しいという欲求を
他者からは満たされないのだということを、
本人が気づかない限り
永遠に共依存は続いてしまします。
自分がこれからどうしたいか目標を定める
姑の欲求を満たさないことと、
明確な境界線を定めました。
必要以上にお世話をしないということです。
姑は調子にのると何でもお願いしてくる
かなり依存度の高い人です。
それを私は長い間、
拍車をかけるように何でもやってきてしまいました。
空気を読んで言われる前にやってきてしまったのです。
これもやめようと決意しました。
少し前に「これはやってくれたのに」と
甘えの言葉を間接的に聞きました。
依存心の強くない人ならよかったのに、
姑はとても強いので、
よいことをすればするほど依存してきてしまい、
もっともっととなってしまいます。
こういう人には結局はがっかりさせて、
自分の思い通りにはならないということを
実感してもらうしかないのです。
物理的に距離が取れる方なら
対象者から離れるのがベストでしょう。
でも、それが難しい場合は、
鬼のようになってしまいますが、
嫌われてもいいんだという気持ちで、
しっかりとした境界線を引く必要があります。
「あなたの感情は私には満たすことができませんよ」
という境界線です。
悩みを相談できる(聞いてもらえる)人をいつも決めておく
最近、ある方から悩みを聞いた時、
会ってすぐ、「話していいですか」と
いきなり悩み相談が始まってしまいました。
どれだけ誰にも話せれていなかったのかと、
この言動ですぐわかりました。
我慢と限界が爆発したのです。
これでは病気にもなるし、
負のエネルギーが体内に残っているので、
治りも遅くなってしまいます。
友人でも、家族でも、
公的な窓口でも、電話相談でも、
カウンセラーでも、何でもいいです。
ぜひ話しを聞いてもらえる人や
組織など決めておいてください。
そうしたらかなり負のエネルギーは体から出ていくので、
気持ちが楽になると思います。
あと、人に語ることでアウトプットできます。
心を整えることができるのです。
そして、自分が何に悩んでいたのか、
これからどうしたいのか、
明確にできるでしょう。
心がざわざわしていても、
何にざわざわしているのか明確にしなければ、
頭の中も心の中も整理整頓できません。
ぜひこの3つを試してみることをお勧めします。