最近、私の知っている方が
借りている家の大家さんから
家賃の値上げを宣告されました。
大体、1万5千円くらいで借りていたところを
3万円にして欲しいということでした。
年金暮らしの方なので
倍になるのはきついと思うのですが
元々が安かったので
大家さんの言い分も分かります。
そして、その話を聞いていると
「こんな老人をいじめないで」
そのようにボソって言っていました。
歳も70近いですし、
女性なのでそう言いたい気持ちも
十分わかるのですが、
本当にこの人は弱者なのでしょうか。
経験値から言えば長く生きていて
様々な経験をされています。
たくさんの情報を持っていますし、
コミュニケーション能力もあります。
若い子にアドバイスだってできると思います。
経験は強みなのです。
「いじめられている」
「老人」
「女性」
「やもめ」
「経済的に弱い」
こんな材料のために
自分を弱者の中に入れているみたいですが
それでも強くあり続けている方もおられます。
では一体どうして弱者に自らなっていくのでしょうか?
もくじ
向上のための努力をしていない
周りを見渡すと
特に年配の方は
1日ずっとテレビを見て
病院に通って
ここが痛いとか
ここが調子が悪いとか
そんな話ばかり互いに言いあい
何か学ぶとか、
自分の向上のために
何か努力し励んでいるという方は
少ないのではないでしょうか。
年配の方に限らないのですが。
そして、持っていないのなら
持てるように努力をすればよいのです。
私も以前は勉強嫌いで
努力嫌いで、
それなのに
持っていないことを嘆き
人の能力をうらやんでいました。
努力もしないから当たり前の現象です。
どうしてそこに気づけなかったんだろうと
最近、常々思います。
自動的に知識なんて入ってこないし、
向上なんてもっとしない。
そして、努力している人を
悪いように言う。
なんて愚かな人間だろう。
学校教育とテレビの影響力
これは学校教育が原因だったり
テレビ、メディアの影響だったりします。
私はそう思います。
学校教育はみんな同じように行動するのが
普通と教えられ
普通からそれるとそれは悪とみなされます。
そして、教科書に書いてあること、
先生の言っていることを
疑問を持たずにそのまま受け入れる。
疑問に思ったり、
検証したりすることを重要視せず
教えたりもしていません。
子どもたちはなぜ宿題をするのか
わからないままなので
宿題をしないだけです。
疑問が解決すれば
きっと進んで自ら勉強や宿題をするでしょう。
テレビでは発信者は上から目線で
視聴者を弱者として扱い、指令を出し
それを見た人はテレビは絶対と思っているので
言われた通りに行動します。
「テレビでこう言ってたからこれを買ってきたのよ」
とか、
「テレビでこんな健康法を進めていたから
あなたもこうするといいわよ」
なんていう会話が
あちこちでされているのが
多いのではないでしょうか。
こうして弱者は作られていくのです。
病気やうつ病もそうです。
作り手がいて
それを受け取ってしまっています。
私もうつ病の時は
自分は弱者だと思っていました。
そして、弱者なので
手厚く扱って欲しいという願望もあり
そのように扱われないと
いらだち、
「こっちはうつ病で弱者なんだよ」と、
どうしようもない訴えを起こします。
全く残念すぎるただのアホです。
自ら弱者になっていきました。
弱者からの脱出法
そこから脱出するには
自ら弱者になっていることに気づき
メディアの影響をあまり受けないように
意識していなければいけません。
「そして弱者をやめるんだ!」
その思いが強ければ
うつ病や、
病から
抜け出せるのです。
そうやって私はうつ病から脱出しました。
自分の持つ意識で
かなり身の回りで起きていることは
変わったりもします。
そんな経験を数多くしました。
この年配の女性も大家さんに
今まで安く住まわせていただいたことを
まずは感謝しなくては
いけないのではないでしょうか。
それは、人それぞれなので
私の個人的な意見ですが、
こちらの対応で
大家さんの対応も変わったりもするものです。
住んでいる解体費用も請求されていないので
なおさら感謝した方がいいと思います。
弱者のエリアを抜けだせる鍵は
本人が持っているのです。
私もあと何年かで50歳になります。
それでも、もう弱者にはなりたくありません。
自ら思うように行動し、
いつでも自立していたいです。
そのために
自ら収益を出していきたいと思っています。
どこかの組織に依存するのではなく
自分の頭で考えて
壁にぶち当たり
失敗し、
そういう経験を経て
1つずつ成功し、
強くなっていきたいと思っています。