姑というものは
本当にめんどくさい人物であり、
姑も何かしら
嫁のことをあまりよく思ってはいないでしょう。
これはこの世にいる限り
普遍的であり、
仕方のないことです。
そして、仲の良い友達ができるような
そんな仲良しな関係には
絶対なれるはずがありません。
もし、
「私と姑との関係はとてもよい」
という人がおられるのなら、
それはきっと仮面の関係であり、
深層心理はきっと
「うざい」
「めんどくさい」
「キライ」
と思っています。
奥の方にある感情を避けて
見ないだけです。
そんなうざくて、
めんどくさく、
キライな
姑と表面的には
仲良くなりたいと思う方がおられますが、
それでよいのでしょうか?
仲良くなんてならなくても
いいんじゃないですか?
自分の感情に嘘をつくと
病気になったり、
うつ病になったり、
家庭崩壊したり、
いいことはありません。
私が実際にそうでしたから。
心底姑のことを尊敬して
大好きなら
仲良くすればいいのですが、
みんな無理に好きになろうとしてますよね。
私も嫁いで日に日に
めんどくさい姑の嫌なところを見てきて
「これじゃあキライになるでしょ」
というところ満載なのに
好きになろうとしていました。
人は長所と短所があるから
いいところもきっとあると思って
無理にいい所を探して
無理に好きになろうとしていました。
なんて愚かでアホなんでしょう。
でも、嫌いだからと言って
すぐに家を出るなんてできませんよね。
では、実際嫌いでめんどくさい姑に
接する上でどうすればいいでしょう。
私が実際にやっていることを紹介します。
もくじ
なるべく会わないよう姑の行動パターンを把握する
めんどくさい姑はあるボランティア活動に熱心で、
だいたいこの時間に
家に居ないということが分かります。
行動パターンがある程度分かるのです。
この時間はあのテレビを見ている
とか、
この時間は庭や畑にいる
とか、
だいたい見当がつくのです。
相手の行動パターンを知っておくと
なるべく会わずに
顔を見ることなく
過ごすことができます。
我が家はまだ一緒には食事はしていないので
それだけでも心が救われています。
以前は少し一緒に食べる日があったのですが
めんどくさい姑と闘ったあの日から
一緒に食べるのをやめました。
意思表示しなければ
私の心は崩壊すると思います。
以前からもうほんと一緒の食事は嫌だったので
今、とても穏やかに食事ができています。
緊張がないので沢山たべれます。(笑)
何でもいいので外に出るきっかけを作る
私にはある理由で
実家に帰るという選択肢が持てませんでした。
なので少し息抜きがしたい時も
外に出ることなんてできず
ずっとめんどくさい姑の
めんどくさい視線や息を感じながら
過ごすしかありませんでした。
全くストレス発散もできず、
息抜きなんてできませんでした。
めんどくさい姑がどこか出かけてくれた時だけ
生きた心地がしていました。
あの時、外で働いていたら
どれだけ心にゆとりと平和が持てていただろうと
考えてしまいます。
仕事じゃなくても、
何かのレッスンや、サークルや、
何でもいいので
外に出る口実ができれば
それだけで心安らぐと思います。
私にはある理由があってそれができなかった。
めんどくさい姑の監視や
めんどくさい注文があって
全てシャットアウトしてきてしまいました。
もっと早く意思表示すればよかった。
いい子ちゃんなんてやめて
嫌われてもいいから外に出ればよかった。
今ならそうします!
自分のお気に入りの心安らぐ場所を作る
これは家でも外でもいいと思います。
私はあまり家の中に
そのようなスペースは確保できませんでした。
めんどくさい姑は庭や畑をするのが好きなので
その音が聞こえてすごく嫌いなのです。
外に居るなって思うと
もう息苦しくなってしまいます。
私の場合は外の方が心安らげますね。
お気に入りのカフェもいくつか見つけましたし、
お金をかけたくないのなら
図書館もいいと思います。
公共施設の利用なら
そんなにお金もかからないかもしれません。
季節のよい時でしたら
公園にシートや簡単なテントを置いて
ゴロンと過ごすのもいいでしょう。
キャンプ場のあるところなども
キャンプエリアではなくても
芝生が少しあるところや
川の近くなどにシートを引けば
しばらくはゆっくりできます。
時々、イオンモールに行くのですが、
ベンチも多く設置してあるので
騒がしい環境が大丈夫なら
ショッピングモールもいいかもしれません。
あとは温泉施設なども
最近は充実した施設が増えてきているので
温泉に入ってのんびりするのもいいですね。
私は大体、仕事がオフの時は
カフェか
映画館か
ショッピングモールを利用して
なるべく家にいないようにしています。
いずれは別荘を買おうと思います。
未定ですが(笑)
姑をなるべく自立させておく
これはある意味とても大事なことかもしれません。
今、この日本で、どれだけの老人が
介護施設を利用しているでしょうか?
近所を見渡せば施設がとても増え
利用者も10年前と比べたら
とても増えたと思います。
夫の祖父母も痴呆や体の不具合で
かなり利用していましたし、
介護も大変でした。
私は義理の父母のサポートだったので
それほどではなかったのですが、
見ているだけで大変さは伝わってきました。
めんどくさい姑も
これ以上めんどくさくなって欲しくはないし
ピンピンコロリと死ぬまで
元気に過ごして欲しいと思っています。
本人もそれが幸せだと思います。
そうなるとボケずに元気でいるには
どうしたらいいかと考えてしまいます。
そして、自分でできることは
自分でさせるようにしておくのがよいと思いました。
まぁ、当たり前のことなんですけどね。
でも、長男をはじめ、そばに子どもがいると
いろいろとサポートしずぎてしまうことも
多々あると思います。
自分の乗っている車くらいは
メンテナンスに出しに行ってもらうとか、
できる範囲なら交換する電気、電池は
本人にさせるとか、
買い物もなるべく自分で買うようにするとか、
日常で歳を取っていても
できることはたくさんあります。
老いてるから、
女だから、
力がないから、
インターネットに弱いからと
何でもサポートしてしまえば
次から次へと注文され、
依存も強くなりますし、
距離感も近くなりすぎてしまいます。
できることをなるべくさせるのなら
相手も自尊心も持てますし、
いい距離感の関係性を持つこともできます。
優しい長男さんを持っておられるお嫁さんは
ぜひ、旦那さまに提案されるとよいかもしれません。
実際、わが家の夫もとても優しくて
めんどくさい姑の喜ぶことばかりしてきたので
時計の電池交換とかもやっていました。
それくらいできるぞ!
と常に思っていましたけどね。
親の親になってしまうパターンですね。
共依存です。
そこに夫も気づけたので
今はなるべくめんどくさい姑を自立させるよう
努力してくれています。
自分の感情を偽らず自分の思いを大切にする
これは1番怠っていたことです。
いつも私は偽善者で
好きでもないめんどくさい姑を好きになろうと
努力していました。
あれこれ言われる度に
私の心は崩壊していってしまったのに
それでも好きにならなくてはと
無理に好きになろうとしていました。
そりゃ、うつ病になりますよね。
別にめんどくさい姑に面と向かって
「あなたのことが嫌いです!」
なんて言わなくてもいいんです。
嫌いなら好きにならなくていいんです。
嫌いなままでいいんです。
いつか気づいたら好きになっていたと
思うならそれでもいいし、
そうならなくてもいいんです。
自分の感情に嘘をつかなければ
必要以上に仲良くしようとも思わないし、
そういう行動も取らず
そういう考えもしなくてもよくなります。
いろいろな複雑なことを考えなくて済むので
時間が有効に使えます。
今、
めんどくさくて、
ウザくて、
嫌いな姑と
どんな関係性をあなたは持ちたいですか?
その時、頭の中で考えて出てきたものが
答えです。
その思い、
その感情を
しっかりと受け止めてあげてください。
自分に偽らないでくださいね。
そうしたらそんなにストレスもかからなくなりますから。