私は常に40kg程度の体重だったのですが、
うつ病と診断されて
薬が処方され飲んでいくと
じわじわと少しずつ太っていきました。
1、2年はそれでも
10kg程度増えただけだったので
まだ良かったのですが
それ以降はあれよあれよという間に
プラス30kgで
40kgだった体重が70kgになってしまい
お腹もポッコリなどという
かわいいものではなく
相撲とりのようで
もう太った姿を見るだけで
「死にたい」って常に思っていました。
精神科で出される薬は太る薬が多いようですが、
周りで飲んでいる友人は
そんなに太ってもなく
薬にも太る太らないがあるのかな、
それとも
体質なのかなと
何にしろ私に限っては
薬による作用としか言えなかったので
薬をやめれば体重は減らせれると
思っていました。
でも、取り組む勇気がなかった。
薬は少し飲み忘れただけで不調にもなるし、
処方が変わっただけで
調子が上がったり、
下がったりして
ものすごく体に作用していることが
体感で分かっていました。
今思うと当たり前のことなんですけどね。
薬は常に作用しているからです。
別に私のうつや躁うつが
症状を出しているのではなく
薬がやる気を出さなくさせたり
反対にハイにさせたりしていたからです。
うつ病の薬を飲むのをやめて
やっと薬が常に作用していることが
分かったのです。
体質も変わっても無理はありません。
太っても当たり前のことなのです。
そんなことは分かっている!
と、思う方も沢山おられると思います。
そして、それでも、
今は様々な理由で断薬には踏み込めない。
でも、少しでも痩せたいと思っておられる方が
いると思います。
うつ病の薬を飲んでいる状態で
どうしたら少しでも痩せることができるのか
紹介します。
もくじ
パレオダイエット(原始人ダイエット)に取り組む
私は精神薬の断薬を取り組む少し前から
食事に気をつけるようになりました。
これは夫の提案で
当時、パレオダイエットというものが
ネット上で話題になっており
それを夫が調べて
体によいのではと思い
取り組んでみました。
パレオダイエットとは
狩猟採集社会食事法、
原始人食などとも呼ばれ
パレオとは
パレオリシック=旧石器時代の略で、
パレオダイエットは農耕を開始する前の
狩猟採集型の食生活を取り入れた「食事法」のことです。
野草や野生動物を中心とした
原始時代の食生活を真似することで、
健康的に痩せられる、と
アメリカで大流行しました。
現代人は旧石器時代の人々に対して
炭水化物が多く
成人病など健康障害を抱えており
ならば食生活を
1万年前までさかのぼって改めようというのが
このパレオダイエットです。
食べていいものと悪いものは
「狩猟型か農耕型か」で分けられる。
古来より自然にあった
野菜やナッツ
肉(牧草飼育のもの)
魚
油分(コーン油、キャノーラ油はNG)
フルーツもOK。
塩は精製されていない岩塩、天然塩を使用。
米や穀物、豆類といった
農業革命以後の食べ物や
精製されたもの、
炭水化物
砂糖
加工食品
調味料はNG。
乳製品は
牧畜が開始されてからのものなのでNG。
実際取り組んでみて
夫も私も減量できました。
私はすぐ断薬に入ってしまったので
断薬後、食べれなくなり
自然と痩せることができましたが、
うつの薬を飲んでいても
十分減量の見込みはあると思います。
特に小麦粉、砂糖を気をつける
パレオダイエット の中でも1番気になったアイテムは
小麦粉と砂糖です。
私たちの食卓には
小麦製品が多いのではないでしょうか。
私も、うつ病の時は
調子が悪い日が多かったので
簡単に作れる食事のレシピばかりでした。
そうすると大体、
パスタ、うどん、焼きそば、
即席ラーメン、食パン、菓子パンが多く
まず家の台所から小麦製品を無くすということが
とても大変でした。
おかずをもう一品作らないと
食べた満足感が出ないので
その点で苦労はありました。
お肉を中心とした食事だったので
ある程度満腹感はあったのですが、
焼きそばを一品作るのと
お肉料理を作るのと、
頭の使い方で結構疲れたりもしました。
頭を使うことは
うつ病の人には本当につらいことですから。
それでもパレオダイエットは
理論的にはとてもよいなと思えたので
続けていました。
お砂糖もまずはみりんに置き換えて作り
そのうち甘いものが控えたくなるので
みりんも少しずつ使用する量が減ってきました。
以前はあまーい出し巻き卵が大好きでしたが
今は砂糖を塩に変えて
出し巻き卵を作ったりもします。
自然塩で作るので
とっても美味しいですよ!
小麦粉と砂糖を控えるだけで
ポッコリお腹も引っ込み
お腹がぺったんこになります。
最近はパレオダイエット を
意識した食事ではないので
小麦粉も時々食べますが、
小麦粉が続くと顕著にお腹が出てきます。(笑)
少しウエストを細くしたい人は
小麦粉を全てやめ
砂糖も意識して減らせば
かなり効果があると思います。
パレオダイエットを全て取り組めば
まず、効果大ですが。
化学調味料をあまり摂らないように心がける
パレオダイエット のNGの中にも
調味料と加工食品があったので
化学調味料は必然とNGなのですが
化学調味料の中にも、
太らせてしまう可能性のある
調味料があります。
アスパルテームやスクラロースなど
人工甘味料は砂糖の何百、何千倍の甘さがあり
ダイエットどころか、
かえって体重が増えるという研究発表もあるそうです。
アスパルテームは脳の科学的性質を変えて
発作を起こしやすくし、
気分障害などの神経系の問題を起こす。
うつが発症してもおかしくはない、
むしろ当たり前のことなのです。
脳内物質のセロトニンやドーパミンなどの、
体内での生成を阻害することがあり、
低カロリー甘味料や、カロリーゼロ飲料などを
多く摂取する人は、うつ病になるリスクも高くなります。
「化学調味料を気にしたら、買うものがなくなる!」
私も以前はそう思っていました。
実際、買い物をする時に初めの頃は
商品ラベルを見るのが大変でした。
本当に化学調味料、食品添加物が多いのです。
私たちの住んでいる日本では
認可されている食品添加物がとてもとても多く
他国では使われていないような物まで
使用可能状態です。
病気も増えるわけです。
一種類を単発で摂取するなら
まだマシなのかもしれませんが、
ラベルを見てください。
何種類も使われています。
そしてこの食品添加物が2つ3つと合わさった時、
何も起こらないと断言できるでしょうか。
何の研究もされていないので
誰も分かりません。
そういう事実を知った時
私は化学調味料をなるべく避けようと思いました。
そんなにストイックにやめなくてもいいので、
少しずつ取り組むといいと思います。
商品ラベルを見た時はなるべく
ずらずらと書かれているものではなく、
少ない表示のものを買うようにする。
など、
成分の詳しいことは分からなくても
できることはあります。
こういうことに取り組んでいけば
ダイエットにも繋がりますし
体も強くなっていきます。
精神も強くなります。
うつっぽい症状も軽くなるかもしれません。
ぜひ、調べるとたくさん出てくる情報なので
食品添加物、化学調味料についても
真実を多くの方に知っていただけたらと思います。
そして、食事を無理のない範囲で
少しずつ変えていけば
きっとポッコリお腹も引っ込み、
少しは今の自分より、
好きになれる体型になると思います。