いつかな、一年くらい前だったかな、
ある方にこれは見ておくべきだと
紹介してもらった動画があります。
とても人気な動画なので
きっとこの文章を読んでいる方でも
1回は見ているかもしれません。
それはTEDという団体が、
毎年大規模な世界的講演会を開催し、
その講演会を無料で動画配信ているのですが、
その講演会に日本人の植松努さんという
北海道出身の宇宙開発をされている方が出られていて
植松さんの言葉はかなり私の心に
たくさんの言葉が響いてきました。
もくじ
お金があるなら、本を読みなさい
例えば、1つ前の記事で紹介した
「お金があるなら、本を読みなさい」という
お祖母様の言葉。
この言葉を聞いてから私はさらに本を読みたくなりました。
お金はいつかなくなってしまうかもしれないし、
価値も下がってしまうかもしれません。
全く無価値なものになってしまう恐れもあります。
でも知識は頭が働いている限り
ずっと知識として自分の中に宝として蓄えておくことができます。
そして何か決定する時もお金では無理です。
例えば何かの病気になった時、
どういう治療をしていくか決めていくのに
お金ではどうにもならないと思います。
自分の持っている知識で取捨選択していき
決定していくしかありません。
お金を出して誰かに決定してもらうなんて嫌ですよね。
命に関係している事なら尚更です。
結局は自分で考え、
選んでいかなければいけません。
どーせ無理
植松さんはこの
「どーせ無理」
という言葉は、ご自身の経験から
とてもおそろしい言葉だなと思ったそうです。
小学校の頃、担任の先生から
植松さんの夢について
「お前なんかにできるわけがない」
と言われたそうです。
全て否定されてしまったのです。
まだ幼いのに。
そしてその先生がよく使っていた言葉が
「どーせ無理」
という言葉だったそうです。
この言葉は、
「人の自信と可能性を奪う最悪の言葉です」
と動画の中で言っていました。
私もそう思います。
言われるのも辛いですが
結構、自分で言っていたりしませんか?
私はよく心の中で
「どーせ無理」
という言葉を何回も唱えていました。
自分には限界があって
その限界のラインを自分でひいていたので
そのラインに達すると
「どーせ無理」
と思い
何をしても無理だからって
いろいろなことを諦めていました。
頭が悪いからどんだけ頑張っても無理。
記憶力もすごく悪いから無理。
コミュニケーションも下手だから
人付き合いなんてしたってどうせ長続きしない。
もうキリがないくらい
「どーせ無理」
という言葉と引き換えに
何もしない楽な生き方を
選んでしまったような気がします。
自信をなくした人は…
「どーせ無理」と言われれば
どんどん自信がなくなりますね。
自信をなくしてしまった人が
どんな行動をしてしまうかというと
1, お金で自信を買う
2, 自慢して自信を取り戻す
3, 人を見下して自分を高めることで自信を持つ
4, 他人の努力を邪魔する
だそうです。
そうやって自分の自信を守りたくて
他人の自信を奪っているそうです。
暴力
嘘
弱いふりをしたり
騙したりして
奪うそうです。
でも、
みんなが奪っていたら社会は成立しない
と言っていました。
今、まさにそんな時代ではないでしょうか。
手を取り合って何かを生み出していくのではなく
何かを奪い合って蹴落として
自分が生存していく。
大きなくくりではなく
家庭内でも見られると思います。
互いに足しあっていけばいいのに
目につくものを攻撃して
蹴落としていく。
私もそんな風にされていたと思います。
きっとめんどくさい姑も嫉妬が原因で
私に攻撃していたんだと思います。
無意識の行動だと思いますが。
(でも、サイコパスな所もあるので、
もしかしたら分かってていじめていたのかも…)
そんな私も同じことを
どこかでしているのかもしれません。
完全な人間はどこにもいないので。
なので意識して常に自分の周りに社会ができたら、
コミュニティーができたら、
何か生み出すためにどうしたら良いかと
考えていきたいと思いました。
人は足りないから助け合うことができる
植松さんはこの動画の中でこうも言ってました。
人は足りないから助け合うことができる。
足りてたら人の助けなんか必要ないじゃないですか。
だからこそ
足りないことをバカにしちゃいけないんです。
恥ずかしいって思う必要もないんです。
自分は何をやっても中途半端だなぁだなんて
自分を責める必要なんか全くなかったんです。
実は中途半端は何もしないよりも
何もできないよりも全然いいんです。
ちょっとできてるだけでマシなんです。
だから自分を責めることなく
足りない自分をマイナスに思う必要もなく
一生懸命できることをすればよかったんです。
一人でも多くの子どもたちが
可能性を奪われなくなったらいいなぁと僕は思っています。
「どーせ無理」をなくせばいい社会がくると信じています。
「どーせ無理」という言葉に出会ってしまったら
「だったらこうして見たら」って言ってくれたら
ただそれだけでいつか
「どーせ無理」がなくなって
この世から、いじめも虐待もなくなるんです。
是非皆さんの力を貸して欲しいんです。
と語っていました。
心にズキンと言葉が突き刺さりました。
ずっと私は自分の足りないところばかり見てきたからです。
足りないのはデメリットではなかったのです。
必ず足りない部分を埋めてくれる人がそばに集まり、
足りない人が近くにいたら
助けてあげたいと思うようになります。
そうやって社会が成立していって
傷つけることなく
平和を生み出していけたらと思いました。
今は競争社会なので
難しい環境に置かれていますが
植松さんのような志を持って
一人一人に可能性があって
一人一人に存在価値があることを
認め合っていきたいと思いました。
でもまずは
自分の発する言葉と思いから
「どーせ無理」
をなくしていけるようにしていきたいと思います。
そうしたらいろんなことに挑戦できるようになり
その積み重ねが自信となり、
自己肯定感も上がって
病んでる暇もなく
気づいたら
うつ病でふさぎ込む日も
減っているといいなぁと思います。