私もよくやってしまうことですが、

うつ病の人は特に自分に自信がなく、

自己肯定感も低いので

自分で自分を存在価値の低い人間だと

実際、言葉で表現したり、

思ったりしているのではと思います。

 

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◯◯で自分の価値を低めいる!

 

私がよくやってしまうことは

何かあるとよく

 

「自分は頭があまりよくないから…」

 

とか、

 

「記憶力が悪いから…」

 

とか、

 

「◯◯が下手で…」

 

とか、

 

すぐに「ごめんなさい」って謝ってしまう

 

とか、

 

「私のことは気にせずにどうぞ〜」

 

などなど、

 

 

ほんとキリがないのですが、

こういう言葉たちで自分の価値を低めていて

その言葉で自分を、

そして他者を、

 

 

「この人は存在価値が低くて当たり前なんだ」

 

 

と、洗脳しているんだと思います。

 

 

最近もあるセミナーに参加して、

周りの方の発言があまりにも素晴らしすぎて

 

「自分は発言も下手で、

コミュニケーションもあまり上手くできず下手で、

成長もなかなかできない」

 

ってつぶやいてしまいました。

 

そうしたら夫が

 

「また、自分を低めてる」

 

って、怒られてしまいました。

 

 

もう、習慣化されていて、

うつ病をやめても相変わらず

本質は変わってなかったりもします。

 

 

でも、これではまた同じことの繰り返しになってしまい

何か大きな問題が出てきたら

うつっぽくなってしまうので

なるべく自分は十分愛される存在であり、

生きていてもよい存在であり、

成長してよい存在であるということを

しっかりと認識しておきたいと思います。

 

 

ネガティブな感情が出てきてしまう理由

 

 

それにしても、どうしてこういうネガティブな感情が

出てきてしまうのでしょうか?

 

 

私の例で見てみると分かりやすいと思うのですが、

 

私は3人兄弟の真ん中の長女として生まれたのですが、

きっと兄は長男なので、

兄の方がとても大切に育てられたと思いますし

実際祖母は特に兄を大事に可愛がっていたと

家族から聞いています。

 

そして早くに父親が亡くなっているので

父の愛情はもちろん

母の愛情もあまり受け取った記憶がありません。

 

母子家庭だったので

甘えたくても仕事で外に出ている時間が長く

思うように甘えることができませんでした。

 

そして褒めてもらった記憶もそんなにないので

早い段階でもう独り立ちできていて

 

よく「しっかりした娘さんだね」

 

って、言われていた記憶はたくさんあります。

 

母親に認めて欲しくて

きっとがむしゃらにしっかりとした娘になれるように

頑張っていたんだと思います。

 

でも母からは自分の存在価値を上げれるような言葉は

幼少から成人、結婚して今に至るまで、

ほとんどなかったと思います。

 

そして、

 

「あれやりなさい、これやりなさい」

 

とか、

 

「勉強しなさい」

 

とか全くなく

 

自由になんでもさせてくれて

束縛がないことが逆に

愛されていないのではと感じる日々でした。

 

 

母も褒めたりするのがきっと苦手なんだと思います。

 

 

そして私はそういう環境で育ったので、

常に自己肯定感が低く

自分でその低さを表現し

ネガティブな感情が出てくるんだと思います。

 

家を建てた時のこと

 

例えばこんな場面。

 

私は嫁ぐ時に夫の本家の隣に家を建てたのですが

そもそも一軒家を所有するなんて

自分には贅沢すぎると思い、

あと、この建てた家は

いづれ仕事場として使うという話しがあがっていたので

私が口を出してはいけないのではと思い、

間取りから内装から建築屋さんの手はずまで

全て夫と夫の家族に任せてしまいました。

 

 

もっと自分に自信があり

自己肯定感が高ければ

いろいろこうしたいとか

言えばよかったのです。

 

 

建てた家はローンを組んで支払ったので

発言する権利はあったのです。

 

 

その権利を奪ったのは自分なのです。

 

 

こういうことが山のようにあります。

 

自己肯定感を低くし、

自分の存在価値を低め、

周りから価値が低い人と認識させ

精神的に病んでうつ病になっていったのは

紛れもない自分なのです。

 

犯人は自分だったのです。

 

 

全て原因は自分の中にありました。

 

 

自己肯定感の低い私が今、心がけていること

 

それは、

 

 

自分で自分の存在価値を低くしない。

 

 

そうするには自信を持つしかありません。

 

 

ではどうしたら自信が持てるようになるでしょうか?

 

 

私は、今までとっても苦手だった読書をすることで

知識をたくさん得て自信が持てるようになりました。

 

 

ある方の動画の中で

 

 

「お金は値打ちが変わってしまうもの。

だから、くだらない。

 

貯金なんかせず、お金があったら本を買いなさい

頭に入れなさい。

それは誰にも取られないし、新しいことを生み出すんだよ」

 

 

という言葉がとても心に残っています。

 

 

そして沢山の本を読むようになりました。

 

 

あとはよく自分の関心のある

セミナーや、勉強会に参加して

発言することで自信を持てるようになりました。

 

うつ病歴10年でずっとひきこもっていたので

外に出るにはかなりの勇気が入りましたし

今もおじけづくことがあります。

 

かなり臆病なので新しいことにチャレンジするのも

体が震えてしまいます。

 

でもある方が筋肉の作られる過程を話してくれて

筋肉も負荷をかけることで成長するから

自分自身にも負荷をかけることで成長がみられると

励ましてくれたことがあります。

 

なかなかうつ病の時に何かに挑戦するのは

とても勇気がいることですが

 

その一歩を踏み出せば

そこに風が吹き

あとはその風が押してくれるような気がします。

 

いつもそんな感じで

緊張の後に、

 

「やっぱり行動してよかった」と

 

喜びが湧いてきます。

 

 

小さな一歩でもいいではないでしょうか。

 

少しずつ何かに挑戦することで

 

自分の価値を高め

 

自己肯定感を上げていき

 

そのうち必要としてくれる人が現れ

 

そういう人とのコミュニティが生まれ

 

益々自信がついていく。

 

そういうイメージを持つだけでも

思ったように行動し、

自分を表現できていけると思います。

 

 

発言する言葉やイメージはとても大事なんです。

 

 

なりたい自分をイメージして

 

そうなっていけるといいですね。

 

私もそうして少しずつですが、

 

自分らしく今、生きていけているし、

 

これからも自分主体で行動していきたいと思います。

 

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