私は夫にだけは素のままでいられたので、
何か不都合なこと
(例えば無理な姑のご注文があった時とか、
私は人があまり沢山集まってわいわい賑やかになるのが好きではなかったので、
姑が人を呼んで賑やかなパーティーを開く時はほんと苦痛でした。)
が起きると、夫に対して不機嫌になっていました。
そして自分の中でざわざわと何かが起きているのに、それに気づかず、
どう反応していいのか分からず、
どんな言葉を言ったらさえもよく分からず、
結果、無言になったり、不機嫌になったり、そうやって自分を表現していました。
こうやって他者に対して、
口を聞かずに不機嫌になったり、
言葉で攻撃したり、
叩いたり、
何か物に当たったりするのにはちゃんと理由があるのです。
もくじ
何かの感情が未消化
何かの感情が未消化のまま成長してきてしまったので
何かのきっかけで爆発してしまい、
自分以外の物や人に危害を加えてしまいます。
(私はこの未消化の感情が何だったのか、最近やっと分かりました。
そして、きっとめんどくさい姑にも未消化の感情があるんだと思います。)
話を戻して、
夫に不機嫌になって、無口になるというのは、
何かが原因でそうなったのであり、
自分から出た感情は自分に責任があるのに他にぶつけてしまう。
責任転嫁
そう、私は責任転嫁していました。
こんな言葉すら知らなかったので、
何をしているのかさえ全く分からなかったのですが、
ほんと、申し訳ないことをしていました。
大人になっても幼稚でしたね。
きっと子どもの頃の成長段階でやらなければいけなかったことが消化できてなく、
そのまま大人になって夫を親(私の場合は母親)にしてしまい、
わがままをやりたい放題していたんだと思います。
母子一体感を手放せていなかったんです。
責任転嫁する人は自信がない
責任転嫁する人の多くはきっと自分に自信があまりない人だと思います。
私がまさにそうでした。
自信がないので人の意見に直ぐ振り回されてしまう。
振り回されるというか、自分に意見がないので、
相手の意見を受け入れて、他者から責められないようにガードしてしまう。
自分の意見ではないから自分が責められることはないでしょ。
意見を言わないことは平和を作り出していると思っていたけど、
ただの逃げですね。
責められないように逃げる。
めんどくさいから楽をしてたんだと思います。
責任転嫁の対処法
自分が責任転嫁しやすいタイプだと分かればどうしたら改善できるか。
それは、責任転嫁している時に気づけばいいんです。
何かストレスがかかって不機嫌になったり、
だんまりしたり、
叩いたり、
言葉で責めたりした時に
「あっ、今、責任転嫁しているな」
「今、言葉で相手を責めてるな」
など、
自分から出てきた感情や行動をじっくり味わってください。
そして、
「なんで、こんなことしてるんだろう」
って考えてください。
きっと相手に原因があるのではなく、
実は自分の中に理由があったりします。
ほんとは悲しかったり、
寂しかったり、
何かの感情が隠れていると思います。
相手を責めるのではなく、
自分の感情と向き合ってください。
他者から責任転嫁されるの場合
そして、もし、相手が自分に責任転嫁している時は
相手の感情を背負わないように心がけるとよいと思います。
私もよくめんどくさい姑から、
「私の気持ちが分からないでしょ」
と、言葉で攻撃された時
相手の気持ちを分かろうと一緒にその気持ちを味わってしまいました。
いい子ちゃん過ぎました。
なので、相手の気持ちや感情を背負うのはやめましょう。
こういう時は、
「あなたの気持ちは私には分かりません!」
と、きっぱり、しっかり、否定することで
責任転嫁されることが減ってくるかもしれません。
責任転嫁しやすい人(弱い人や、優しい人)をターゲットにして感情をぶつけてくるので
受け入れれば受け入れるほどエスカレートしていきます。
私はなかなかそれができず、
結婚24年目にしてやっと姑の考えや感情を否定することで、
姑の責任転嫁の攻撃から逃れられたと思います。
人は直ぐには変わらないので
まだまだこういうことはあると思いますが、
責任転嫁してきたら、ひたすら否定していくしかないですね。
まだ否定するまで勇気がない時は、
なるべくその人物から離れているしかないですね。
物理的に離れるか、
心を離しておく。
私も姑との距離を置くことで心穏やかに過ごしています。
同居なので難しいですが、
必要以上に会わないようにしています。
以前はいい子ちゃんだったので
ちょくちょく顔を出しにこちらから会いに行っていたのですが、
あまり落ち着かず、緊張の日々でした。
嫌なことはやらないように決めました。
なんか姑が寂しいって言ってくるんですけど、
おかまいなしで距離を取ってます。
もう相手の意見に合わせる生活ではなく
自分主体で、自分がどう在りたいか、
どうしたいかを優先に行動するようになりました。
自分が幸せでない限り
周りを幸せになんてできません。
是非、自分の感情を大切に、まず、自分から幸せになっていってください。