うつで病んでた時は、外にも出たくない、人にも極力会いたくない、でもお薬はしっかりもらいたい、癒やしはスナック菓子と菓子パンだった。

家庭の中では、最小限の主婦の仕事をして、生きる気力もなかったから、ただごろごろとお布団の中で過ごしていて、このまま眠るように死ねたらいいのにって常に思っていた。

 

スポンサーリンク

 

 

お花畑の妄想の日々

 

誰の役にも立たないからそれはそれは家にも居づらく、現実逃避できたらと、常にアパートで一人暮らしができたらいいなと考えていた。(そんなお金に余裕は全くなかったけどね、ほんと妄想の世界)

 

そして、どうせ借りるなら通っているメンタルクリニックの直ぐそばだよねと思い、コンビニも近くにあるといいな、大好きなお菓子も買えるし何かとそろってるからねと、小学校一年生が考えるようなお花畑の妄想の日々だった。

 

私にはクリニックとコンビニとアパートの三点セットさえあればきっと幸せになれるとうつで病みに病んでいた時はそう思っていたけど、心の奥底からアホかお前はと言ってやりたい。

 

なんの向上もないから幸せになれるはずがない。

狭すぎる世界

 

一キロにも満たない行動範囲。

 

今は、東京、大阪とあちこち飛び回っていて自分の思うように動けている。

東京と大阪間大体500キロ。
妄想の世界と比べると行動範囲500倍。

 

乗車券をオンラインで予約して、宿を取って、電車の乗り換えして、多くの景色を見て、学びたいことを思考停止にならず楽しみながら学べる。

◯◯に気づいてうつをやめれた

 

コミュ力が低いから人に会うのは相変わらず苦手だけど、人に接することで自分は何者なのか、何がしたいのか、こういう場面ではこうするといいよねとか、他者は鏡なのだと思うと多くの気づきがあり、それが心地よい。

 

そして自分を向上させることができている。
今思うと自分磨きは外も中身も成長があってとても幸せなこと。

 

私はどんだけ自分がアホな妄想しかしていなかったのかと自分のアホさ加減に気づくことでうつをやめることができました。

 

きっと他の人から見てもあんたアホだね、って言われそうなくらい残念な私の幼稚な思考回路。

 

うつをやめるにはどれだけ自分を卑下するかが鍵なのだ。

 

 

スポンサーリンク